2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

祇園祭

京都の祇園祭は今からおよそ1,100年前、平安時代に京都で流行した疫病を鎮めるため、神泉苑にて66本の矛をつくり疫病の退散を祈願したのが始まりです。 一ヶ月に渡り各種の神事・行事が行われています。 31日は疫神社夏越祭。八坂神社内にある「疫神社」の鳥…

「鷹山」

江戸時代末期に災禍により焼失し「休み山」となっていた 「鷹山」がいよいよ196年ぶりに「後祭」の巡行に復帰します。 ご神体である3体の人形以外ほぼ何もないところからのスタートでしたが 人と人とを結ぶご縁が鷹山復興を現実のものとしました。 わずか数…

大船鉾

後祭11基の最後の巡行である大船鉾が準備を進めています。 幕末の騒乱の消失から150年ぶりの平成26年に やっとの思いで山鉾巡行に参加することができました。 「日本書紀」の神功皇后の新羅の戦いを終えて戻る 凱旋の場面を表現している鉾だそうで応仁の乱以…

御旅所

7月17日から24日までは 八坂神社の神さまたちは この御旅所にいらっしゃいますので 朝から晩まで参拝客が絶えません。 花街の舞妓さんたちの間では 「無言詣り」(むごんまいり)と言って この7日間の間に八坂神社から御旅所までの7往復半を 参拝中や道中で…

神幸祭

祇園祭17日の前祭である山鉾巡行が終わると 夕方になり美しくなった京都の町にいよいよ 八坂神社から神さまが神輿に乗って旅にでます。 中央が素戔嗚尊(スサノオノミコト)がお乗りになっている神輿。 左がその奥様のヤマタノオロチ伝説で有名な 櫛稲田姫命…

祇園祭 「後祭(あとまつり)」

祇園祭は、7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで一ヶ月にわたって各種の神事・行事が行われています。 有名なのは「前祭(さきまつり)」14~16日の宵山、17日の山鉾巡行ですが、「後祭(あとまつり)」21~23日が宵山、…

祇園祭り(宵々々山)

いよいよ17日 前祭の山鉾巡行が近づいて来ました。 夜になると四条通には提灯に灯かりが入りとても美しいです。 右手前から「函谷鉾」「郭巨山」「四条傘鉾」 左が山鉾の中で一番重量があると言われている「月鉾」です。 宵々々山

長刀鉾の粽(ちまき)

昔、旅をしていた牛頭天皇(スサノオノミコト)が 蘇民将来という男の家に一晩泊めてもらうことになりました。 貧しかった蘇民将来ですが誠心誠意手厚くもてなしたことに 牛頭天王は感動し大変お喜びになられました。 そのお礼に「今後あなたの子孫は末代ま…

鉾建て(祇園祭) 2日目午後

午後に飾り付けが完成し、組み立てが終わった山鉾を試しにひく「曳き初め」が行われました。会社の窓からひかれていく鉾が見え、はかねや笛の音、音頭取の掛け声にワクワクしました。

鉾建て(祇園祭) 2日目

着々と飾り付けが進んでいます。 (長刀鉾)

祇園祭(長刀鉾)

真木(しんぎ)が立ちました。 長刀鉾の真木の一番上にある大長刀は 巡行の際に御所や八坂神社に刃先が向かないように 必ず南向きにします。 大長刀

鉾建て(祇園祭)

祇園祭の鉾建てが始まりました。 写真は長刀鉾の鉾建ての様子です。懸装品も含めると約11トンもの重量をもつそうですが、釘を一切使わず、縄で木材を縛り職人たちの手によって組み立てられているそうです。鉾を支える真木(しんぎ)は20メートルあり、横倒し…

くじ取り式

7月2日(土)に山鉾巡行の順番を決めるために 行われた「くじ取り式」では前祭(17日)の山一番は「孟宗山」が引き当てました。 毎年先頭は「くじ取らず」の長刀鉾ですがそのすぐ後ろを「孟宗山」が巡行することになります。 山一番を引き当てると縁起が良い…

京都祇園祭

7月1日~7月31日は待ちに待った京都祇園祭です。 今年は3年ぶりに山鉾巡行も行われる予定です。 熱中症やコロナが心配ですが四条通に聴こえてくる ♪ コンコンチキチンコンチキチン ♬ の音で京都は早くもお祭り気分です。 宵山は前祭が7月14日~16日、後祭が7…