11月/季節の食べ物の話「亥の子餅」

京都御所の近く、護王神社では毎年11月に「亥子祭」が行われます。

 

護王神社はご祭神である和気清麻呂(わけのきよまろ)が刺客に襲われた際、突如現れた300頭の猪に救われました。足に傷を負ったが猪が去った後に足の傷が癒えたので、その故事に由来して足腰健康の神社として有名です。

 

「亥子祭」の祭礼では神職が杵と臼でついた「亥の子餅」を神前にお供えします。

拝殿で儀式が行われた後、「亥の子餅」を皇室に献上するため京都御所に向かい、献上後には境内にて「亥の子餅」が振る舞われ、参拝者が無病息災・子孫繁栄を祈願します。

「亥の子餅」の由来は旧暦の亥の日にお餅を食べると無病息災になるという習俗から生まれたそうです。

平安時代初期の頃から宮中で食されるようになったようで、「源氏物語」にも登場します。

この頃の「亥の子餅」と現在では材料も形状も違うと思いますが、「亥の子餅」に決まった色や形は無いとのことです。

❖粒餡を胡麻入りの求肥で包んで上から黄粉(きなこ)をかけたもの

胡麻干し柿を混ぜたお餅で、こし餡をつつんだもの

そして、お餅の表面に焼きごてを使ってイノシシのような色をつけたもの 等々

お店によって様々な作り方があるようです。

11月にはお近くの和菓子屋さんにも並んでいるかもしれません。

猪(ウリボウ)に似ていたら「亥の子餅」だと思います。

                           

(京の和菓子探訪 他より引用)

 

 

 

 

水のお話し vol.1

綺麗な地球の画像まとめ - NAVER まとめ

 

地球は表面面積の約71%を水が覆っており「水の惑星」と言われています。

ただ、水の惑星と言われながらも、人間が飲用に利用できる水は実は少ないのです。

私たちがそのまま利用できる水は水源が少なく、さらに、人口増加による生活用水の使用量の増加、工業化の進展は、水の利用の増大化と共に排水・下水処理等の不十分による河川などの水質の悪化などによって再利用時の負担の増大化を招いており、世界的に使える水の不足を招いているのが現状です。

人間はよい水なしでは生きていけません。

人間の体重の60~80%が水です。大部分が細胞や組織間にあります。水は体中を動いて栄養分や酸素や老廃物を運ぶなどの役割をしています。

どんな水(安心、安全な水)を補給するかはとても大切なことです。

 

 

10月/季節の食べ物の話「十三夜と栗」 

「十三夜」

十五夜が良く知られていますが、お月見をする日は年三回あります。

九月の十五夜、十月には 十三夜(じゅうさんや)、十一月には 十日夜(とうかんや)

十五夜のあとに巡ってくる十三夜。十五夜と十三夜、一方だけを見るのは「片見月」といって縁起が悪いとされていたようです。先月、十五夜を見たならば十三夜のお月見も楽しんでみませんか?

十三夜は満月が少し欠けた形をしていますが、十五夜に続いて美しい月と言われています。~ 今年の十三夜は十月二十七日です ~

十三夜は栗や豆が収穫できる時期であることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

 

ゆんフリー写真素材集 : No. 6537 栗 [日本 / 東京]「栗のお話し」

焼いても炊いても美味しい栗。焼き栗、栗ご飯、素材そのものの味を楽しむ料理から、

丁寧に手を加えたお菓子まで、毎年秋を楽しみにされている方は多いのではないでしょうか。栗の果実は種子が発達したものであり、栗の実はナッツの一種だそうです。

栗はでんぷん質が多いのが特徴で、たんぱく質やビタミンA、疲労回復に役立つビタミンB1、美容効果の高いビタミンC、高血圧予防や動脈硬化に効果のあるカリウム、血を作る葉酸が含まれ、食物繊維やミネラル類も豊富です。やわらかくて栄養バランスの良い栗は、お子様からご年配の方、貧血予防や葉酸を多く必要とする妊婦の方までお奨めできる滋養に富んだ食材です。栗は体を温めるのにも効果的な食材だそうです。

寒い冬を迎える前に免疫力を高める為にも積極的に食べてみてはいかがでしょうか。

 

(和文化研究科三浦康子さん文献 他などから引用)

カニ

幻の間人ガニ」解禁まで2ヶ月を切りました! | 1日8組限定 ...

暑い季節が過ぎると、途端にカニの話題を耳にするような…

丹後半島にある間人漁港、毎年11月6日にズワイガニ漁が解禁されます。旅館の予約を見てたら、人気の宿などはすでに先まで週末の予約が埋まっています…また出遅れた、とアタアタしています。

(久美浜)

この日の久美浜はとても風が強かったです。雲(空)も一気に秋になった気がします。

久美浜カニのコースを食べられる旅館などがたくさんあります。